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燃料サーチャージとは

おはようございます。

本日は2月22日 ぞろ目ですね。なんてことないですが・・・(笑)

 

さて、昨今よく耳にするようになった「燃料サーチャージ」

え、また横文字・・・覚えられんよ、と思いませんか。

サーチャージ(surcharge)は「追加料金、割増料金」などの意味があります。

ちなみに英語の sur は「上」などの意味を持ちます。

チャージ(charge)は電子マネーでもよく使う言葉なので、なんとなく意味の想像はしやすいかと思います。

 

燃料サーチャージとは・・・

燃料価格の上昇・下落によるコストの増減分を別建ての運賃として設定する制度

 

航空業界では燃油サーチャージとして、乗客も払っていることがあるみたいですね。

あまり海外旅行はしないので、知りませんでした。

 

リーマンショックをはじめとする不景気・原油価格高騰に伴い、日本では2008年に国土交通省より「トラック運送業における燃料サーチャージ緊急ガイドライン」が発表されました。

▼トラック運送業における燃料サーチャージ緊急ガイドライン(国土交通省)

https://www.mlit.go.jp/common/000211177.pdf

 

簡単に言うと、燃料価格が産油国の政治情勢不安を背景に上昇しているのを、運送会社がおおよそ負担しているのはさすがにきつい・・・という話ですね。

燃料価格が上昇したらその分は運賃に追加します、ということです。

運送事業を利用している荷主・消費者のお客様にも価格高騰の負担をしていただかないと、9割以上が中小・零細企業のトラック業界は苦しい状況になってしまいます。

 

しかし、インターネットで買い物をする多くの消費者は送料無料に目を魅かれ、運送業を軽視しているところがあると思います。

結構辛口に書いているのは、私自身がそうだったからです。

運送業界で働くまでは送料無料のその先にあるものを見ていなかったというか、考えてもいなかったです。

私のような人が他にもたくさんいると思います。

そういった方に、運送業界の実態や頑張っている方々がいることを知っていただきたいです。

 

というところで、本日は燃料サーチャージについてお話しました。

トラック協会では荷主理解を得るためにパンフレットも配布しています。

▼燃料サーチャージ制の導入に関するパンフレット

https://jta.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/ninushi02.pdf

ぜひ一度目にしてみてください。

 

明日は祝日のためブログの更新はお休みをいただきます。

それではまた、木曜日に!

岡本

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